◇国内女子◇ニトリレディス ゴルフトーナメント 初日(28日)◇北海道CC大沼C(北海道)◇6955yd(パー73)◇…
◇国内女子◇ニトリレディス ゴルフトーナメント 初日(28日)◇北海道CC大沼C(北海道)◇6955yd(パー73)◇曇り時々晴れ(観衆1018人)
後半14番(パー5)で残り87yd、54度のウェッジの3打目がカップに消えた。永井花奈は「ピン奥2ydくらいにピッチマークがあった。バックスピンでカップに入ったの、初めてじゃないかな」。ショットインで決めた今季初イーグルに声を弾ませる。だが、2023年10月「スタンレーレディス」以来4度目の首位発進を、今季ベストスコア「66」を決めた要因はそれだけではない。
ユーティリティ以下のショットの調子に手ごたえを感じ始め、今季ベストフィニッシュの2位となった先週「CAT Ladies」で、パターをスイッチした。「パットはタッチと曲がり幅が合わないと入らないのに、それがずっと合わなかった」という。性能の進化が目覚ましいパターだが、永井は「最近のものは“真っすぐ強く出る”」とどうしても自分のフィーリングとマッチしない。2週前の「NEC軽井沢72」では流行りのゼロトルクも試したが、お気に召さなかった。
約8年間、自宅に眠っていたパターを取り出した。2017年に発売されたテーラーメイド スパイダーツアーレッド。当時、ジェイソン・デイ(オーストラリア)の愛用モデルで注目された。同じヘッドのものが2本あり、1本は自宅で練習に使ったことはあったが、今回は全く使ったことのない方を投入した。「インサート部分が好き。“飛ばないパター”です」。初速が出すぎず、イメージ通りに出てくれて“操作性”の良さを感じた。
「トップもパットがいいのも、イーグルもいろいろ久しぶりで楽しい。ショットもパットも不安が減ってきました」。昨季、メルセデスランキング81位で手放したシード奪還、2017年「樋口久子 三菱電機レディス」以来、復活の2勝目へ。確かな手ごたえを感じ始めた。(北海道七飯町/加藤裕一)