【MLB】ドジャース5ー1レッズ(8月27日・日本時間28日/ロサンゼルス) 【…
【MLB】ドジャース5ー1レッズ(8月27日・日本時間28日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がレッズ戦に「1番・投手兼DH」で先発登板。749日ぶりの勝利を目指したマウンドで、この日は投球そのものだけでなく、際どい判定に対する“大谷の反応”にも注目が集まった。
3回に先制ソロを浴びて一時はビハインドを背負ったものの、直後の4回に味方打線が爆発。大谷自身のヒットを口火に、復帰したばかりのキケ・ヘルナンデスや、ラッシングのタイムリーで一挙4点を奪い、ドジャースが逆転に成功した。流れを引き寄せた大谷は、5回のマウンドに再び立つ。
4-1と3点リードの場面、打席にはレッズのケブライアン・ヘイズ。第1打席で見せた鋭いシンカー同様、この打席の2球目も外角低めギリギリに投げ込まれた。キャッチャーミットに吸い込まれた瞬間、多くがストライクと感じたであろう一球。しかし球審の判定は「ボール」。この際どい判定に大谷は不満げな表情を浮かべ、小さく首を振った。
中継の視聴者にも即座に反応が広がり、「ふざけるな審判」「入ってたよ」「ストライクやろがい」「今のは取ってくれ」といった声が相次いだ。中には「これでボールなら誰も投げられん」と嘆くコメントもあり、判定を疑問視する声で盛り上がった。
それでも大谷は冷静さを失わなかった。判定に首を振った直後からギアを上げ、鋭いスライダーとシンカーで相手打者を翻弄。結局この回を三者凡退で抑えると、目標としていた5回87球を投げ抜き、被安打2・被本塁打1・与四球2・9奪三振で1失点。枠ギリギリを突いたシンカーがボールと判定される場面もあったが、不満顔も結果で打ち消し、749日ぶりの勝利を飾った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)