現地8月23日、ベルギー・リーグ第5節が行われ、シントトロイデンが2-0でズルテ・ワレヘムを下して3連勝で無敗をキープ…
現地8月23日、ベルギー・リーグ第5節が行われ、シントトロイデンが2-0でズルテ・ワレヘムを下して3連勝で無敗をキープ。20歳のFW後藤啓介が2試合連続ゴールを決めた。
昨季は下位に低迷して辛うじて1部残留となったシントトロイデンだったが、今季は開幕からMF伊藤涼太郎の3試合連続ゴールもあり、さらに前節は交代出場の後藤が試合終了間際に決勝ゴールを決めて3勝1分けの好スタートを切った。
そしてこの日も、伊藤に加えてGK小久保玲央ブライアン、DF畑大雅、MF山本理仁の日本人選手がスタメン出場し、立ち上がりから試合を優勢に進める。さらに後半7分に相手が危険なタックルで退場処分になると、同27分に山本が自身欧州初ゴールとなるペナルティエリア外からの強烈な低空ミドルで均衡を破る。
そして“仕上げ”が、後藤だった。後半24分から途中出場した身長191cmの大型ストライカーは同36分、左サイドでパスを受けた伊藤の左足での絶妙なアーリークロスに対して、相手DFの間に走り込みながら、ワンバウンドしたところを右足ダイレクトで合わせてゴールに叩き込んだ。
■「凄まじいストライカーがやってきました!」
絶妙な動き出しからの完璧フィニッシュで決めた前節に続く2試合連続でのゴールに、DAZN日本語版で実況を務めた原大悟アナウンサーは「2戦連発!やっぱり取ります後藤啓介!見事なフィニッシュ」「凄まじいストライカーがやってきました!」と興奮の言葉を連ねた。
そしてファンからはSNS上に「後藤啓介また決めてるやん 希望すぎるわ」「ジュビロが育てた!」「その位置からドンピシャで抜け出してワンチで合わせるのもすごいし膝スラ失敗してんのも愛おしい」「コイツは本物なんよ」に加えて「ワンチャン代表招集あるんじゃないか?」の声が届けられた。
試合は2-0で終了し、シントトロイデンは開幕5戦無敗(4勝1分け)をキープして暫定首位に浮上。伊藤、山本らの働きに加えて、日本サッカー界期待の20歳ストライカーが、その立役者になっている。