全国21大学の学生が参加し、大分県竹田市の久住滑空場で開かれていた第43回全日本学生久住山岳滑翔(かっしょう)大会(日…

 全国21大学の学生が参加し、大分県竹田市の久住滑空場で開かれていた第43回全日本学生久住山岳滑翔(かっしょう)大会(日本学生航空連盟、朝日新聞社主催)が26日、閉幕した。

 開幕した21日からの期間中は1日を除いて飛行可能な天候となり、計224回の飛行があった。学生たちは雄大な自然を空から堪能。飛行できなかった日も温泉や観光を楽しみ、交流を深めた。

 滞空時間、獲得高度、安全ポイントの合計を競う基本滑翔競技では、立教大2年の田中邦弘さん(19)が優勝した。指定されたコースでの速度を競う記録滑翔競技は日本大4年の寺田敏起さん(23)が最優秀選手。裏方で大会を支えた学生に贈られる本郷杯には立命館大3年の石丸望さん(21)が選ばれた。(横田千里)