4回一死三塁から中前適時打を放った阪神・熊谷敬宥(C)産経新聞社 阪神は8月27日のDeNA戦(横浜)に2-1で競り勝っ…

4回一死三塁から中前適時打を放った阪神・熊谷敬宥(C)産経新聞社

 阪神は8月27日のDeNA戦(横浜)に2-1で競り勝った。プロ初先発の育成ドラフト3位ルーキー・早川太貴が5回2安打無失点の力投で、プロ初勝利を飾った。

【動画】「全て完璧」阪神・熊谷敬宥のジャンピングキャッチをチェック

 記念すべき1勝は、猛虎の遊撃手がアシストした。両軍無得点の2回先頭。DeNA先頭のタイラー・オースティンが放った左前に届こうかという強烈なライナーを、熊谷敬宥がジャンピングキャッチ。勢いのままに人工芝に転がったが、すぐに立ち上がり、何食わぬ顔でプレーを続けた。

 前日26日は1点リードの9回、一死満塁から同じ遊撃手の小幡竜平が、中前に抜けそうな当たりを横っ飛びで好捕。石井大智の連続無失点試合記録を守り、チームの勝利を呼び込んだ。

 異なる選手による連日のビッグプレーに、虎党はSNS上で嬉しい悲鳴を上げる。「毎日ショートがファインプレーしてませんか?」「最近のショートみんな優秀すぎてえぐい」「虎のショートが激戦区すぎる」「小幡と熊谷どっち選べばええんや」といったコメントが寄せられた。

 熊谷はバットでも魅せた。4回だ。大山悠輔の先制二塁打の直後、中前適時打で続き、2点目を叩き出した。これで出場6試合連続安打。「熊ちゃんほんまに野球がうますぎる」「打撃も走塁も顔も全て完璧」とファンの賛辞が止まらない。

 昨季までは代走、守備固めといった役割が多かった29歳は、打撃面でも新境地を開きつつある。最近は24歳の小幡との併用の傾向にあり、お互いが刺激し合っている形となっている。

 2位・巨人が敗れたことで、藤川阪神の優勝マジックは「12」に減少。宿敵とのゲーム差は「15」に拡大した。遊撃手の2日連続の活躍に沸く中、頂点への道がさらに熱を帯びてきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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