髪飾りからシューズまで「赤」で統一し、初戦を快勝した大坂なおみ(C)Getty Images 女子テニス世界ランキング2…

髪飾りからシューズまで「赤」で統一し、初戦を快勝した大坂なおみ(C)Getty Images
女子テニス世界ランキング24位の大坂なおみが、鮮やかに全米オープン初戦突破を果たした。現地時間8月26日に行われた1回戦で、同106位のヒリート・ミネン(ベルギー)を6-3、6-4のストレートで下した。
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結果以上に注目を集めたのが、そのファッションだ。大坂は真っ赤な全身コーデで登場し、大会3日目のナイトマッチを華やかに彩った。
米誌『ELLE』は「全身真っ赤な装いでコートに姿を現し、観衆の視線をくぎ付けにした。グランドスラム4度の優勝を誇る彼女は、装飾されたクロップド丈ジャケットとバブルヘムスカートで、ナイキのバッグを手に歩み出た」と紹介。さらに「黒いバイザーと輝く赤いヘッドホン、バッグには赤い装飾が施された人気キャラクターのチャームがぶら下がり、このルックスをまとめていた」と描写した。
「人気キャラクター」とは、世界的に愛されるうさぎのぬいぐるみ「ラブブ」。大坂のバッグから、ちょこんと揺れる赤い装飾付きのチャームは、真っ赤なコーディネートの中でひときわ可愛らしく目を引き、厳しい戦いの舞台に遊び心を添えていた。テニス界のレジェンドに敬意を込めて「ビリー・ジーン・ブリング」と名付けられたこの特別バージョンは、彼女らしいユーモアのセンスを感じさせる。
髪にはきらめくバラのアクセサリーを飾り、足元には大会専用にデザインされた真っ赤なナイキのスニーカーだ。大坂は試合後に自身のインスタグラムを更新。文面は「Roses」(バラ)とだけ記し、5枚の写真と2本の動画を公開。燃えるような赤一色の世界観を、フォロワーと共有した。
こうした花をテーマにしたスタイリングは、2025年シーズンを通じた大坂の象徴的なスタイルとなっている。今年1月の全豪ではひまわり、同6月の全仏では桜をモチーフにしたスニーカーとヘアアクセサリーを披露していた。
もちろん、ファッションは大坂の一つの表現手段にすぎない。『ELLE』では、全米オープンについて「おそらく私にとって最も愛し、最高の大会。ここで本当に素晴らしい思い出がたくさんある。同時に、あまり良くない思い出もある。私にとって全米はニューヨークそのものの体現で、とても騒がしくて忙しいけれど、同時に本当に特別な場所」といった大会前の会見での談話を伝えている。
鮮烈な「赤」コーデに、「ラブブ」の可愛らしさを添えて初戦を飾った大坂。次戦はどんな花を咲かせてくれるか注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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