デビュー4年目の西塚洸二騎手が、中京2歳ステークス(2歳・GIII・芝1400m)のコラルリーフ(牝2、栗東・佐藤悠…

 デビュー4年目の西塚洸二騎手が、中京2歳ステークス(2歳・GIII・芝1400m)のコラルリーフ(牝2、栗東・佐藤悠太厩舎)で重賞初制覇を目指す。

 西塚騎手は04年3月9日生まれ、ニュージーランド出身の21歳。22年に美浦・鹿戸雄一厩舎からデビュー。同期には今村聖奈騎手や鷲頭虎太騎手がいる。ルーキーイヤーは10勝だったが、2年目から拠点を栗東に移して成績が上昇。23年が15勝なら、正式に栗東に移籍した24年は45勝をマーク。今年はケガで出遅れたものの、既に15勝を挙げている。

 中京2歳Sのパートナーはコラルリーフだ。6月の小倉芝1200mを幸英明騎手でデビュー。好位で脚をためる形から、4角で先行2頭の外に出すと一枚上の決め手で抜け出した。200mの距離延長、さらにはメンバー強化となる今回も上位争いに食い込めるだろう。

 西塚騎手はこれまでJRA重賞に14回騎乗しているが、24年マーメイドSのホールネスの3着が最高着順。ここで待望の初タイトルとなるか。若手らしい思い切った手綱捌きでレースを盛り上げてほしい。