サッカー日本代表MF堂安律が、ブンデスリーガでトップの数値を叩き出した。スペイン代表DFらを抑えて、デュエル最多勝利を…
サッカー日本代表MF堂安律が、ブンデスリーガでトップの数値を叩き出した。スペイン代表DFらを抑えて、デュエル最多勝利を記録したのだ。
日本代表の背番号10が、新たな挑戦をスタートさせた。3シーズンプレーしたフライブルクから今夏、アイントラハト・フランクフルトへと移籍したのだ。
2017年にオランダでヨーロッパでの冒険を始めてから、着実にステップアップしてきた堂安。フローニンゲンで力を証明すると、オランダの名門PSVへと移籍。そこで実力を発揮すると、5大リーグのひとつである隣国ドイツへと移り、さらにビッグクラブであるフランクフルトへとたどり着いたのだ。
堂安の獲得にあたってフランクフルトは、ボーナスを除いても2100万ユーロ(約36億円)に上る移籍金を用意したと、現地では報じられている。現時点で、25歳のドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトと並び、フランクフルトにとって今夏最大の買い物だ。
大きな期待には、それに応じたプレッシャーがともなうが、堂安は「一発回答」。フランクフルトでの公式戦デビューとなったカップ戦1回戦では、相手が格下だったとはいえ、2ゴールの活躍を披露した。
■能力を示す数値
さらに堂安は、「本番」のリーグ戦でも力を発揮。その内容が「数字」として表れた。
ブンデスリーガは公式サイトで、初戦の各種データを公開。その中のひとつ、デュエルの勝利回数でトップに立ったのだ。
堂安は4-1で勝利したブンデスリーガ第1節のブレーメン戦で、20回のデュエル勝利を記録。堂安に次ぐのは、レバークーゼンに所属するスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドと堂安の昨季までのチームメイトであるフライブルクDFルーカス・キュブラー。その他にもスイス代表やオーストリア代表といった各国代表選手たちがトップ10に並ぶ中、なんと、首位に立ったのだ。新たなチームに加入後すぐに、攻守にわたって働けることを早くも証明した格好だ。
堂安なら今後も自らの価値を試合で証明し続けてくれるに違いない。次なる舞台は、現地時間8月30日のブンデスリーガ第2節、ホッフェンハイム戦だ。活躍に期待しよう!