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 8月27日、ニカラグアが開催地の『FIBAアメリカップ2025』グループ予選が実施され、グループAのアメリカ代表とブラジル代表と対戦した。両チームともに対戦成績を1勝1敗で迎え、この試合の結果で決勝トーナメント進出の行方が決まる大事な試合になった。

 先手を奪ったのはアメリカ代表。NBAでもプレー経験をもつジャヴォンテ・スマートらが得点を重ね、第1クォーターを24-21の3点リードで終了。しかし第2クォーターに入るとブラジル代表のブルーノ・カボクロらに得点され逆転を許し40-46で前半を折り返した。

 後半に入るとリードチェンジを繰り返す展開が続くが、第4クォーターにジャミウス・ラムジーの3ポイントをきっかけにアメリカ代表が猛攻を見せる。この日好調のスマートがスコアし、さらにBリーグでプレーするザック・オーガスト(滋賀レイクス)も続き、食らいつくブラジル代表を90-78で振り切った。

 個人スタッツではスマートが22得点7リバウンドを挙げチームをけん引、ラムジーが16得点で続いた。オーガストは21分4秒の出場時間で9得点4リバウンドで貢献。琉球ゴールデンキングスのジャック・クーリーは5分15秒の出場で2得点1リバウンド2アシストを記録した。

 アメリカ代表はAグループを首位で通過し、29日に決勝トーナメントの準々決勝でウルグアイ代表と対戦する。

■試合結果

アメリカ代表 90-78 ブラジル代表

USA|24|16|24|26|=90

BRA|21|25|21|11|=78

【動画】AMERICUP2025グループ予選…アメリカ代表vsブラジル代表ハイライト