ケネディはわずか10日でドジャースを去った(C)Getty Images ドジャースのキケ・ヘルナンデスが現地時間8月2…

ケネディはわずか10日でドジャースを去った(C)Getty Images
ドジャースのキケ・ヘルナンデスが現地時間8月26日のレッズ戦でスタメン復帰した。左肘の炎症で離脱していたが、前日にメジャー復帰すると発表され、代わりに内野手のバディ・ケネディを事実上の戦力外(DFA)としている。
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メジャー通算1623安打を放ち、近鉄バファローズでもプレーしたドン・マネー氏を祖父に持つケネディだったが、ドジャースでは7試合に出場して打率.059と結果を残せず、ブルージェイズからDFAとなって15日に獲得したが、加入してわずか10日でチームを去ることになった。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』はケネディについて「ここにいるべきではなかった」と突き放し、「ヘルナンデスが復帰した際に放出されるのは明らかだった」とした上で、「ケネディは8月17日から23日にかけて6試合に先発出場したが、全て新人アレックス・フリーランドとのプラトーンで三塁を守り、ドジャースファンの怒りを買った」と伝えている。
さらに、ロサンゼルスの放送局『SportsNet LA』で実況を務めるスティーブン・ネルソン氏も「ケネディがフリーランドより先発すべきでない。フリーランドは好調でスイッチヒッターだ。確かに右打席は劣るが四球を選び走塁もする。数日で去るかもしれないケネディより、球団の将来にとって重要な存在だ」と、フリーランドをベンチに置いてケネディを起用するチームの判断に疑問を投げかけたという。
同メディアは、記事の中で「ケネディは三塁の守備で活躍したが、生涯打率が.180以下の選手にドジャースは攻撃面での活躍を期待すべきではなかった」と記し、「(キケ・)ヘルナンデスの万能性がドジャースでは多くのチャンスが生まれるだろう。フリーランドに三塁のレギュラーをもっと与え、マイケル・コンフォートではなくヘルナンデスを外野に起用するかもしれない。いずれにせよ、ケネディがいない方がドジャースにとって有益だ」と言い放った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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