夏バテ対策には、・熱を冷ます食材・水分代謝を促す食材・お腹の温め食材などが効果的暑さからくるほてりや、夏バテによる食欲不…
夏バテ対策には、
・熱を冷ます食材
・水分代謝を促す食材
・お腹の温め食材
などが効果的
暑さからくるほてりや、夏バテによる食欲不振など、夏に多い不調の予防・改善に効果的なのが薬膳!
その理由は
食材にはそれぞれに効能があり、季節や、自分の体調・体質に合わせて食材を摂ることで、養生したり、不調を緩和させたりすることが薬膳の基本的な考え方です。例えば、夏は暑さで熱が体にこもってほてりやのぼせが起きがちですが、こんな症状は、熱を冷ます食材を摂ることで予防・改善できまた、逆に夏は冷房や冷たいものの摂り過ぎでお腹の不調を招きやすくもなりますが、この場合は、お腹を温めたり、胃腸の調子を整える食材を摂ることで予防・改善できます。薬膳は難しそうですが実は身近な食材を季節や体調に合わせて取り入れればOK◎
夏におすすめの食材をご紹介するので、ぜひ実践してみてください。
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①すいか
体の熱を取り除く解暑(げしょ)作用
すいかには、解暑といって夏の暑さを冷ます働きがある。のどの渇きを癒やしたり、利尿効果も!
②メロン
暑さを冷まし、のどの渇きを抑える
メロンも体の熱を冷ます解暑食材。肺の熱を取る効果もあるので夏風邪対策にも◎。潤いを補い、のどの渇きを抑える効果も!
③きゅうり
熱を冷まし、余分な水分を排出
体の中の熱を冷ます清熱(せいねつ)作用があるきゅうり。体の余分な水分を排出したり、体に潤いを与え、渇きを癒やす働きなどもあります◎
④とうもろこし
お腹の調子を整える
体にたまった余分な水分を取ってくれる働きや、お腹の調子を整える働きがあります◎
⑤豆腐
体に潤いを与え、元気も補う
体に潤いを与え、体の中にこもった熱を冷ます働きが。消化もよいので胃腸が弱ったときにぴったり。元気も補ってくれます◎
⑥そば
消化を促し、「気」を下げる
熱を取り除く効果のほか、消食(しょうしょく)といって消化を促す働きや、ストレスなどで「気」が上がってしまったときに下げる効果も◎
⑦しらす
干し元気を補い、免疫力アップ効果も
元気を補う効果や、「血」を補う働き、気持ちを落ちつかせる安神(あんじん)の働きのほか、五臓の「腎」を補って免疫力を高める働きもあります!
⑧トマト
イライラを抑え、のどの渇きも癒やす
夏の暑さを抑える働きや、イライラして「気」が上がってしまうことを抑える働きがあります◎
⑨なす
皮に「血」を巡らせる働きも
体の熱を冷ます働きや、胃腸を元気にする健脾(けんぴ)の働きがあります!そして、なすの皮には「血」を巡らせる働きもあるので、巡らせたい場合は皮もしっかり食べましょう。
[文:meilong スタッフ]
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)
大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。
千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。