27日のDeNA戦でプロ初先発する阪神・早川太貴(C)産経新聞社 阪神は8月27日のDeNA戦(横浜)で、育成ドラフト3…

27日のDeNA戦でプロ初先発する阪神・早川太貴(C)産経新聞社
阪神は8月27日のDeNA戦(横浜)で、育成ドラフト3位ルーキー右腕の早川太貴がプロ初先発する。同26日に予告先発が発表された。
【動画】プロ初先発を射止めた阪神・早川太貴の2軍戦投球をチェック
新球団くふうハヤテから2024年の育成ドラフト3位で阪神に入団した早川は、7月13日に支配下選手登録。同16日の中日戦(甲子園)の9回、2死一、三塁の場面で1軍初登板を果たした。
ところが、極度の緊張からか、投手・高橋宏斗を相手に、まさかのボーク。三塁走者をホームに返した。背番号31が与えられたことで注目を集めたルーキーは、その1試合で出場選手登録を抹消された。
その後、ウエスタン・リーグでは4試合に登板し、計14イニングで2失点のみ。力投を続けた結果、プロ初先発を射止めてみせた。
DeNAの先発はエース・東克樹。虎党からは「早川来たあぁぁぁぁぁ」「早川ホンマにきたか!」「早川くんは全力で初先発を楽しんでくれたらいい」とSNS上で驚き交じりに期待の声を上げた。
東は阪神・才木浩人と並ぶ、セ・リーグ最多の12勝(6敗)を挙げているとあって、“援護”を願うメッセージも多い。「打線は絶対打ってあげてほしい」「才木のためにも東に勝ちを付けてはならん」と息巻く。
育成ドラフトで入団した投手の1軍先発は球団初。そして、ルーキーイヤーでの勝利となれば、これも先発に限らず、初の快挙となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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