前回2023年大会を制した侍ジャパン(C)Getty Images 米大手動画配信サービス『Netflix』が現地時間8…

前回2023年大会を制した侍ジャパン(C)Getty Images
米大手動画配信サービス『Netflix』が現地時間8月25日、来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本国内での独占放送権を獲得したことを発表した。
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前回大会で優勝した日本。地上波では決勝の日本・米国戦の平均世帯視聴率が42.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、平日午前に異例の数字になった。これらの盛り上がりを受け、放映権料は高騰の一途に。資金力が豊富で、近年はスポーツコンテンツにも力を入れる『Netflix』が権利を獲得した。
日本国内では同社がWBC全47試合を独占で配信し、過去5大会で放送をしてきた地上波では見られないことが確実とみられる。これを受けて、ファンからは非難の声が噴出した。
「せっかくの盛り上がりぶち壊し」「WBCは、野球普及よりも金ですか。情けない」「地上波放送ないなら選手出す価値はない」「前回のように日本中盛り上がるみたいなのは無さそうね」といった声がSNS上では見られた。
その一方で、『Netflix』の最低月額プランが890円であることを理由に、「WBCの期間中だけNetflixに加入すればいいやん」「今加入してなくても大会中だけ加入すりゃええやんけ笑」「期間だけ契約すりゃーいいのでは?」と理解を示すコメントも寄せられた。
WORLD BASEBALL CLASSIC INC.(WBCI)とともに本大会1次ラウンド東京プール(東京ドーム)計10試合の主催者を務める読売新聞社は、日本時間8月26日に声明を発表。「本大会では、WBCIが当社を通さずに直接Netflixに対し、東京プールを含む全試合について、日本国内での放送・配信権を付与しました」「当社は今後も東京プールの主催者として、多くの方々に本大会を楽しんでいただけるよう引き続き努めてまいります」などとコメントしている。
また、日本野球機構(NPB)も同日に声明で「本大会の放送・配信に関する権利は主催者であるWBCIが独占的に保有しており、今回の決定についてはWBCIから事前に通告を受けておりました」となどと伝えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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