第47回全日本レディースソフトテニス決勝大会(日本レディースソフトテニス連盟、朝日新聞社主催)が29~31日、福島県会…
第47回全日本レディースソフトテニス決勝大会(日本レディースソフトテニス連盟、朝日新聞社主催)が29~31日、福島県会津若松市で開かれる。県内での決勝開催は初めて。仕事を持つ女性が増えてきたことを踏まえ、女性が週末に出場できる場所を選んだ結果、会津若松市に決まった。
レディースソフトテニス大会はダブルス形式で、都道府県ごとの予選リーグを経て強豪チーム(5組)をつくり、都道府県対抗の決勝大会に臨む。福島では6月の予選に25組が参加。開催県のため決勝大会には2チーム計10組が出る。
決勝大会はこれまで計14回開かれた東京・有明のテニスの森公園を始め、千葉県や神奈川県など首都圏を中心にほとんどが大都市で開催されてきた。大会運営に携わるスタッフが集めやすい利点がある。
一方、「大都市だと開催を平日にせざるをえない」と、福島県レディースソフトテニス連盟会長の田辺真佐子さんは話す。週末は会場の使用料金が高くなるほか、ソフトテニスよりメジャーな硬式テニスの大会に早めに押さえられ、会場が探しにくいという。
レディースソフトテニス大会が始まった当初は、「専業主婦の参加が多く『ママさんソフトテニス大会』と呼ばれていた」と田辺さん。それから半世紀近く経ち、労働力人口に占める女性の割合は2023年には45%に達した。「働き盛りや子育て真っ最中の選手は、週末開催を切望してきた」
決勝大会の週末開催は東日本大震災の復興を祈念し、2015年から4大会連続で仙台市で実現したが、それ以降は平日開催に戻った。
今回、7年ぶりの週末開催。会津若松市は、会津総合運動公園にある屋内外計24面のテニスコートなどを無料で貸し出す。全国から訪れた選手らに東山温泉や県内の食材の良さを体験してもらい、原発事故の風評払拭(ふっしょく)も狙う。同市での決勝大会は27年まで3年連続で開催される。(大月規義)