【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 3ー4 川崎フロンターレ(8月23日/豊田スタジアム)【映像】危険な顔面足裏キ…

【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 3ー4 川崎フロンターレ(8月23日/豊田スタジアム)
名古屋グランパスのFWキャスパー・ユンカーが、顔面キックで一発退場となった。危険極まりないプレーにファンも非難の声をあげている。
J1リーグ第27節で名古屋グランパスと川崎フロンターレが対戦。その51分に痛々しいプレーが発生した。
名古屋のユンカーがロングボールを収めようと右足を高く上げると、背中側からヘディングでクリアしようとしてきた川崎FのDF神橋良汰の顔面に足裏が直撃してしまう。すぐに主審の笛が鳴り、レッドカードが提示された。両手をあげた後に人差し指を横に振り、故意ではなかったことをアピールするも、判定は覆らず。第4審とコミュニケーションを取った後、ピッチを後にした。
解説・佐藤寿人氏は「ユンカーからすると見えていなかったので足を上げた」と選手目線で述べた後、接触の瞬間を確認して「これは足を上げて足の甲が当たっただけでは赤にはならなかったと思いますけど、しっかりと足の裏が入ってしまっているように見えますから。これはもうレッドカードでもおかしくないですし、主審の椎野(大地)さんもよく見ていました」とコメントしている。

ファンは危険行為に対して、「それはダメだろ」「ユンカー何やってんだよ。レッドは厳しいかもやけど、間違いなくチームに迷惑かける不要なプレー」「わざとではないが危険だね」「これは仕方ない」「危なすぎるだろ」「もろ足裏が顔に入ってるやん」「完全にレッドだ」とSNS上で非難している。
顔面にダメージを負った神橋は倒れたまま起き上がれず。左のこめかみ付近からは出血もしており、医療スタッフの入念な治療を受けた。現地に駆けつけたサポーターも祈るように見守り、SNSでも「大丈夫かな」「マジで痛そう」「可哀想すぎる」などの心配の声が上がった。
一度タッチラインの外に出た神橋は接触から5分後、頭部にテーピングをぐるりと巻いてピッチに戻りプレーを続行させた。川崎市出身で川崎F U-18から早稲田大学を経て今シーズンに加入した大卒ルーキーは、試合終盤にCKに頭から飛び込むなど気迫のこもったプレーを披露。4-3での勝利に貢献した。
(ABEMA de DAZN/Jリーグ)