【明治安田J1リーグ】セレッソ大阪 1ー1 ヴィッセル神戸(8月23日/ヨドコウ桜スタジアム) …

【明治安田J1リーグ】セレッソ大阪 1ー1 ヴィッセル神戸(8月23日/ヨドコウ桜スタジアム)
20本のパスを繋いだ華麗な攻撃を仕上げたのは、元日本代表の10番だった。
J1リーグ第27節でセレッソ大阪とヴィッセル神戸が対戦。その35分に千両役者が仕事を果たした。
C大阪はGKを使いながら自陣でパスを丁寧に繋ぎ、神戸のプレスを回避して右サイドから攻め上がった。FWルーカス・フェルナンデスのクロスがペナルティーエリアの左に流れると、FW本間至恩がマイナス方向に折り返し、香川真司が左足で合わせる。相手のGKと4人のDFが目の前に立ちはだかり、ゴールカバーもいたが、そのわずかな隙間をしっかりと射抜いてネットを揺らした。
先制点を決めた背番号8は、ゆっくりと息を吐きながらコーナーフラッグへ走り出し、ジャンピングガッツポーズで喜びを表現した。
解説・木場昌雄氏は「しっかりと決め切りましたよね。中盤でボールを散らしながら、その後にゴール前まで出ていくことを今日はかなり意識的に行っていますから、トップ下という自分の最も得意なところというか、持ち味が出るポジションではありますけど、しっかりと得点できましたよね」と称賛している。

開幕節の大阪ダービー以来となる元日本代表MFのゴールに、ファンもSNS上で大興奮。「円熟の極み」「香川はさすがにふかさないね」「最高です、香川先生」「今季の香川は何度目かの全盛期にある」「歴代で一番好きなサッカー選手」「ビルドアップから完璧だったな」「完璧な崩しや!」「相手一回も触ってない」「やっぱり真司はトップ下が似合う!」「崩しもめちゃ上手い!」と歓喜している。
その後C大阪は48分に同点に追いつかれ、1ー1でタイムアップ。2万人以上がスタジアムに駆けつけた神戸との関西対決は、痛み分けに終わった。
(ABEMA de DAZN/Jリーグ)