◇国内男子◇ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 最終日(24日)◇北海道ブルックスCC(北海…
◇国内男子◇ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 最終日(24日)◇北海道ブルックスCC(北海道)◇7286yd(パー72)◇晴れ(観衆1888人)
4日間72ホールの残り2ホールで、プロ7年目の大岩龍一のツアー初優勝が逃げて行った。優勝した小平智が自分の4組前でイーグルを奪った17番(パー5)。16番(パー3)のバーディで小平に1打差と迫った大岩は2打目をグリーン奥バンカーに運び、3打目を2mに寄せたが、バーディを逃した。
「15番を終わって首位と2打差あったんで“闘争心を燃やしていこう”と思い、16 番はとれましたが、17 番は若干空回りした感じです」
それでも、18番がバーディならプレーオフに持ち込めたが、ティショットが左ラフへ。ピン方向へ、左からの林がプレッシャーになる2打目をグリーン左ラフに外し、チップインを逃して終戦を迎えた。
2018年秋にプロ転向し、コロナ禍の20-21年シーズンの21年には5試合連続トップ10を記録。22年も10月「For The Players By The Players」で2位になるなど、何度も頂点に迫りながら、23年は賞金ランキング107位でシード落ち。復調した今季は出場11試合目で5度目のトップ10。2位は6月「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」に続く2度目となった。
「バーディをとらなきゃいけないところでとるのがゴルフの難しいところ。 それをずっと続けている人が優勝できると思います。まあしょうがないですね。最後の差し合いで負けたという事です」と気持ちを切り替えていた。(北海道苫小牧市/加藤裕一)