◇国内男子◇ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 最終日(24日)◇北海道ブルックスCC(北海…

首位発進から37位で大会を終えた石川遼

◇国内男子◇ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 最終日(24日)◇北海道ブルックスCC(北海道)◇7286yd(パー72)◇晴れ(観衆1888人)

首位発進しながら37位で4日間を終えた。伸ばし合いの中、2日目はパープレーで24位、3日目は伸ばしきれない「69」で28位…。尻すぼみの結果に、石川遼は「悔しい結果」とこぼした。開幕からのトップ10なしも出場9戦連続となりキャリアワーストを更新した。

ショートアイアン、ウェッジの距離感という“チャンスメーク”の肝をテーマに大会に入ったが、2日目、3日目とティショットに苦しんだ。初日88.9%でフィールド4位だったパーオン率が4日間通算では75%と32位まで下がった。

2、3日目はティショットに苦しんだ

「かなり悪い部分が出ました。めちゃめちゃ悪いというわけではないけれど…」と振り返り、今後に向けて「自分が高い確率でできることをいかに続けていけるか。初日のような感じを続けていければ、よくなっていくと思う。パットなどで粘れるところは粘れたし、アイアンも良かったと思うので」と話した。

「自分ができることをいかに続けていけるか」

最終日は出だし1番で3パット、奥ピンの3番は2打目をグリーン奥に外して2ボギーが先行した。そんな悪い流れからバックナインは「32」。11番(パー5)は220ydを4UTでピンそば50cmにつける完ぺきなイーグルを決め、その後も2バーディを奪った。スコアは「70」だが、バックナインで4つ伸ばした。「内容が悪い中でも13アンダーというスコアを作れたのは、いい部分もあったということなので」。最後に前向きな要素を得て、シーズン後半戦に入る。(北海道苫小牧市/加藤裕一)