◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(24日)◇大箱根CC(神奈川)◇6652yd(パー72)◇晴れ(観衆2308…
◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(24日)◇大箱根CC(神奈川)◇6652yd(パー72)◇晴れ(観衆2308人)
12番を終えて入谷響は後続に3打リードして単独首位に立っていた。最終組の1組前から2打差を追いかける展開で出たこの日は8番から12番(パー3)まで圧巻の5連続バーディを奪ってトップに躍り出ていた。“悪夢”が始まったのは後半13番からでボギー、ボギー、ダブルボギー、ボギーと4ホールでスコアを5つ落とし、最終的に通算6アンダー9位となった。
約3mのパーパットを外して3パットのボギーを喫した13番で流れは悪くなった。その前までは「全部かみ合っていた」と緊張が高まる最終日も納得のいく流れで来ていた。15番(パー5)では1Wショットを右に大きく曲げてフェンスの向こう側まで行ってしまい、打ち直した球でプレーを進めて5オン2パットのダブルボギーで一気に後退となった。
今年6月「ニチレイレディス」で初優勝を飾り、2勝目への思いを聞かれたルーキーは「早く2勝目をという気持ちはあるけど、それよりも将来を考えた2勝目を狙っていきたい」と内容も納得の優勝を求めていた。
「3パットは攻めすぎたわけではなく、思った以上に行ってしまって。周りを見たら意外とスコアが伸びていなかったのでチャンスはある」と粘ったが、悔しいのは一番取りたいパー5でバーディを一つしか取れなかったこと。「今日はちょっと自分を責めなきゃいけないレベルのゴルフだったので悔しい」と6バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「73」に唇をかんだ。(神奈川県箱根町/石井操)