◇国内女子◇CAT Ladies◇大箱根CC(神奈川県)◇6652yd(パー72)本間ゴルフの次期「TW777」ドライ…
◇国内女子◇CAT Ladies◇大箱根CC(神奈川県)◇6652yd(パー72)
本間ゴルフの次期「TW777」ドライバーと目される、黒塗りプロトタイプヘッドを発見した。ソールのモグラマークが目立つドライバーは、先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」から契約選手のテストが始まっていて、すでに金澤志奈、後藤未有らが実戦投入した模様。金澤にいたっては「TR20」以来5年ぶりのスイッチで、試合では3位に入る活躍だった。手ごたえは上々だったと言えるだろう。
今回ツアーで発見できたプロトタイプは1モデルのみ。ヘッド体積は460CCで、ヘッド中央のトウとヒールにそれぞれウエートがある。見た目はシャロー目でやさしそうな雰囲気だ。同社のツアー担当者によれば「ヘッドのカーボン比率が増えて余剰重量をソールに配置できるようになりました」と、重量設計を見直して寛容性や初速性能がアップしたとのこと。
実際にその進化を感じ、今週の試合投入を明言したのが葭葉ルミだ。「今まで使っていたヘッドは、たまにつかまりづらさも感じていたんですが、これはヘッドがつかまってくれる。ミスヒットしたときにも安心です。球が捻じれる感じもない」と好印象。さらに「見た目はやさしいんですけど、高さは中弾道で強い球が出ました。直進性があって球の高さもコントロールできた。滑る感じがなくてしっかり振れるからか、ボールも飛んでいました」と、女子では驚異的な初速70m/s近い数値が出たと喜ぶ。46インチの長さは継続。
葭葉の他にも林菜乃子がテスト。今回は1機種のみの登場だったが、「TW777」としてのラインアップはまだこれから広がっていくことが予想される。発売時期やその性能の詳細など、また詳しい情報が入ったらお届けしたい。(神奈川県箱根町/服部謙二郎)