日本で野球に対する反響の大きさを目の当たりにしたキケは、感嘆とさせられた当時の想いを振り返った(C)Getty Imag…

日本で野球に対する反響の大きさを目の当たりにしたキケは、感嘆とさせられた当時の想いを振り返った(C)Getty Images

 思わず目がくらむほどの人の渦と熱狂。日本で目の当たりにした“大谷フィーバー”は、ドジャースの同僚にとって強い衝撃として脳裏に焼き付いている。

 現地時間8月21日、ドジャースのキケ・ヘルナンデスは、米ポッドキャスト番組『LA PLATICA』にゲスト出演。多岐にわたるトークテーマで場を盛り上げる中で、今春に日本列島を大いに沸かせたドジャースとカブスによる東京ドームでの開幕シリーズを振り返った。

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 2018年に日米野球のメンバーとして来日経験があったというヘルナンデス。だが、稀代のスーパースターである大谷翔平とともに訪れた今春は「特別だった」という。

 来日時の雰囲気を振り返り、「チームメイトにショウヘイがいるんだ。まるでビートルズの一員になったようだった」と語ったヘルナンデスは、「彼の存在感は本当に凄いんだ。韓国でシーズンを始めた2年前もそうだった。だから、日本に行ったらどうなるんだよってずっと思っていた」とも漏らした。

 そんな33歳がとりわけ驚かされたのは、試合ではなく、東京ドームで一般公開ともなった練習日の一幕だったという。

「初日から熱気が尋常じゃないんだ。打撃練習で誰かがホームランを打つたびに、ファンがスタンディングオベーションを送るんだよ。あまりに大盛り上がりになるから、俺たちは『おい、もうこれ試合じゃないか』って話したぐらいだ。フレディ(・フリーマン)は練習でホームランを打つのが好きじゃないんだけど、打つことを求められて『これじゃスイングを崩しちゃうよ』と言っていたね」

 そして、大谷に対する異様な熱狂ぶりも「球場全体が注目していた感じがした。空振りするだけで歓声が上がるのは、本当に信じられない雰囲気だった」と回想するヘルナンデスは、日本の野球文化の深さに強い関心を抱いた。

「日本のチームとの試合中に驚かされることがあったんだ。ホームチームが投げているときは、投手が集中できるように球場全体が静まり返るんだ。まるで水を打ったようにね。逆に攻撃中は観客席全体が盛り上がって、バッターごとに専用のチャントがあって、それをみんなが歌うんだ。本当にクレイジーな光景だった。彼らの応援文化を見れたのは素晴らしい瞬間だった」

 遠き島国で目の当たりにした文化は、経験豊富なメジャーリーガーにとって大きな刺激となっているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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