【NASCAR】第25戦 Cook Out 400/リッチモンドレースウェイ(日本時間8月18日)【映像】スローで見ると…

【NASCAR】第25戦 Cook Out 400/リッチモンドレースウェイ(日本時間8月18日)

【映像】スローで見ると当たってる?あわや人身事故の瞬間

 アメリカ人気ナンバーワンのレース、NASCAR(ナスカー)の第25戦がバージニア州リッチモンドで開催された。あるマシンがピットインした際に他チームのクルーを轢きかけるシーンが見られ、関係者とファンを騒然とさせた。

 レースはステージ2が始まったばかりの87周目、突然、チェイス・エリオットの9号車の姿が映し出された。どうやらステージ1終わりのピットインシーンのようだが、よく見るとピットロードから自チームのピットボックスへ侵入する際、ひとつ手前のピットボックスにマシンが入り込みすぎている。

 しかもタイミングの悪いことに、手前のピットボックスにもマシンが停車しており、その外側ではクルーが作業していた。そのため、エリオットのマシンはこの他チームのクルーたちに接触したか、しかけたか、紙一重の状態に見える。

 解説の古賀琢磨氏は、「前のピットボックスに近すぎたので、これペナルティの対象になるんです。もう当たってますよね」とコメントしており、たしかにひとつ手前のピットボックスの前方角には目安となるオレンジのラインが斜めに引かれているが、エリオットのマシンは明らかにこれをインカットしていた。

 重ねるように、実況の増田隆生氏から「チェイス・エリオットにはピットスルーペナルティが科されます」と通知があった。なるべくピット作業の時間を短くしたいというのはどのドライバーもチームも思うことだが、あわや人を轢きかけたこの場面には、関係者もキモを冷やしたに違いない。

 この際どいシーンを観た視聴者からは、「あっぶな」「ピットボックス狭すぎ」「轢きそうになってるやん」「『俺は何してんや』的な感じかな今の」などの意見が寄せられている。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)