◇米国女子◇CPKC女子オープン 2日目(22日)◇ミシサガG&CC(カナダ)◇6661yd(パー71)4バーディ、2…
◇米国女子◇CPKC女子オープン 2日目(22日)◇ミシサガG&CC(カナダ)◇6661yd(パー71)
4バーディ、2ボギー「69」は、初日の7アンダーのチャージに比べたら物足りない。「すごい、チャンスに付けられていたんですけど。惜しいなっていうパットがありましたね」とWOWOWの中継インタビューで話した岩井明愛は、それでも後続に3打差をつけて単独首位を守った。
「ティショットが今のところ、すごく良い感じで打てている。フェアウェイから打てると、やっぱりいいスコアが作れる気がします」。予選ラウンド2日間のフェアウェイキープ率は75%(21/28)と安定感を保ちつつ、この日はなかなか決まらないバーディパットにもどかしさが募った。
2番で微妙な距離のパーパットを外してボギーが先行した。初優勝を飾った前週「ザ・スタンダード ポートランドクラシック」3日目の2番以来となるボギーにも「特に焦りもなく、次のホールを迎えた」。しっかり切り替えて3番(パー3)はピンに絡めるショットでバーディを奪い、すぐに取り戻した。
5番(パー5)はセミラフからの第3打でチャンスを作り、13番(パー5)はピン奥からの2m前後を流し込んでバーディ。「(13番は)ティショットもうまく行って、セカンドショットもうまく行って。アプローチもオーバーできたので」と納得のマネジメントで通算8アンダーまで伸ばした。
17番ではラフからの2打目を3mにつけてこの日4つ目のバーディ。「ほぼ真っすぐのラインだったので、決めることができて、すごくホッとしています」とそれまでの惜しいバーディパットを払しょくする一打だった。
2打差4位から週末のバーディラッシュで涙の初優勝を飾った翌週、今度は通算9アンダー単独トップで大会を折り返した。「今週も良い位置で週末を迎えられるので、楽しんで回れれば良いかなと思います」。記録が残る1993年以降、米女子ツアーで初Vから連勝した選手は3人だけ。2週連続Vも日本勢では2010年の宮里藍しか達成していない。快挙に向けて残り2日を戦い切る。