2011年以来、14年ぶりの甲子園優勝を狙う日大三は2年生4番・田中 諒内野手が期待通りの結果を残している。 ここまで4…
2011年以来、14年ぶりの甲子園優勝を狙う日大三は2年生4番・田中 諒内野手が期待通りの結果を残している。
ここまで4試合で、18打数8安打、2本塁打、5打点の大活躍を見せている。180センチ92キロとガッシリとした体格を生かした力強いスイングで驚異的な飛距離を生み出す右のスラッガーについて、三木監督は「ヘッドスピードが非常に速い。そしてファーストストライクからどんどん打っていける積極性が彼の持ち味」と評価する。
1年秋からベンチ入りし、4番ファーストを任された田中はなかなか持ち味を発揮できなかった。夏の西東京大会準決勝でサヨナラ2ランを放ってから、持ち味を発揮した。甲子園初戦の豊橋中央戦、準々決勝の関東第一戦で本塁打を放った。三木監督は「自分の打席結果で一喜一憂しなくなったのが成長点です」と精神面の成長が今大会の活躍につながっている。
田中は柔道初段、空手、水泳もやっていた経験もあり、大型選手にしては動きがしなやかだ。来年のドラフト候補と推していいスラッガーだろう。
決勝戦ではどんな活躍を見せるのか。