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8月22日(現地時間21日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズは、球団レジェンドのデリック・ローズが着用した背番号1の永久欠番セレモニーを、2026年1月25日のボストン・セルティックス戦終了後にホームのユナイテッド・センターで開催すると発表した。
昨年9月末に現役を引退したローズは、イリノイ州シカゴ出身のポイントガード。2008年のドラフト全体1位で“ホームチーム”のブルズから指名され、新人王を皮切りにオールスター選手へ成長。
キャリア3年目の2010-11シーズンには平均25.0得点4.1リバウンド7.7アシストを残し、ブルズをリーグベストの62勝20敗へ導いたことで史上最年少の22歳でMVPに輝いた。
その後相次ぐヒザのケガによって全盛時の爆発的な身体能力を失ったとはいえ、ローズはブルズに在籍したNBAキャリア最初の8シーズン(実働7シーズン)でレギュラーシーズン通算406試合へ出場し、キャリア平均19.7得点3.7リバウンド6.2アシストを記録。2011年のプレーオフではカンファレンス・ファイナル進出に大きく貢献した。
今年1月5日に、ブルズはローズのキャリアを称える“デリック・ローズ・ナイト”をユナイテッド・センターで開催。その際、シカゴ市は2025年1月4日(現地時間)を“デリック・ローズ・デー”にすることを発表している。
ブルズでプレーしてきた選手が永久欠番になるのはフランチャイズ史上5人目のこと。ジェリー・スローン(4番)、ボブ・ラブ(10番)、マイケル・ジョーダン(23番)、スコッティ・ピペン(33番)に次いで、ローズの背番号1が掲げられることとなる。
【動画】ブルズ時代にローズが魅せてきたトップ25プレー集!