◇国内女子◇CAT Ladies 事前(21日)◇大箱根CC(神奈川)◇6652yd(パー72)今季3勝して年間レース…
◇国内女子◇CAT Ladies 事前(21日)◇大箱根CC(神奈川)◇6652yd(パー72)
今季3勝して年間レースで1位を走る佐久間朱莉は最近「うーんっていう感じの日々が続いている」という。2週前の「北海道meiji カップ」は9位とトップ10入りしたが、前週「NEC軽井沢72」は40位。「全体的にボールが真っすぐ行っても、ちょっと当たりが薄いのがある。今週は少し調整してきたので、それを試合でできるかなというのが楽しみの一つ」と箱根での戦いを見据える。
初優勝、2勝目…と勝利を重ね、今は「年間5勝」を目標に掲げる。今季はまだ1試合も欠場しておらず、7月末から8月上旬にかけてのオープンウィークも海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」に出場した。試合がなかったのは、中止となった「フジサンケイレディスクラッシック」の週くらいだ。「全英から帰ってきて疲れはあったけど、3日間大会が続いているのでマシかなって。無理せずにやりたいとは思っている」
今年は場所によって35度以上の猛暑日も続き、体調面を気にして“夏休み”を挟む選手も多い。「プロアマの日に入ったり、現地入りを遅くしたりしている。今季からトレーナーさんが帯同してくれているのも、大きな支えになっている。痩せないようにまずは食べることを心がけている」と夏バテ対策を挙げた。
前週は、同じ尾崎将司の門下生の原英莉花が米下部ツアーで優勝したニュースが飛び込んできた。「同じジャンボ軍団としてすごくうれしかった。アメリカツアーは本当に大変っていうのを聞いているので、その中で戦っているのはすごく尊敬している」と目を輝かせた。
米国で戦うビジョンは「今は考えていない」と言う。年間女王に向けても、意識するような感じは今のところない。「いつも通りの準備をして一つの試合を大切にしていきたいっていう気持ちで毎日臨んでいるので、それを最後まで(できれば)。もちろん(終盤になるほど)プレッシャーもかかってくると思うけど、このスタイルを壊さずにやっていけたら」と誓った。(神奈川県箱根町/石井操)