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 8月18日(現地時間17日、日付は以下同)。現地メディア『CBS Sports』が、NBAスタッフたちによる独自のアウォードを公開した。

 21世紀に入り、NBAは2000-01から2024-25まで25シーズンが終了。4分の1を終えたことで、同メディアは「NBAオールクォーターセンチュリーチーム」を公開した。そのリストは下記のとおり。

※以降NBAのチーム名とポジションは略称、★=現役または引退を表明していない選手

■『CBS Sports』が選定した“NBAオールクォーターセンチュリーチーム”


<ファーストチーム>

PG:ステフィン・カリー(ウォリアーズ)★

SG:コービー・ブライアント(元レイカーズ)

SF:レブロン・ジェームズ(レイカーズ)★

PF:ティム・ダンカン(元スパーズ)

C:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)★

<セカンドチーム>

PG:クリス・ポール(クリッパーズ)★

SG:ドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)

SF:ケビン・デュラント(ロケッツ)★

PF:ヤニス・アデトクンボ(バックス)★

C:シャキール・オニール(元レイカーズほか)

<サードチーム>

PG:スティーブ・ナッシュ(元サンズほか)

SG:ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ)★

SF:カワイ・レナード(クリッパーズ)★

PF:ダーク・ノビツキー(元マーベリックス)

C:ドワイト・ハワード(現BIG3のLAライオット所属)★


 対象が直近25シーズンながら、現役から9選手が選出。ファーストチームのレブロンとカリーは大ベテランながら、依然としてリーグ有数の実力者。ヨキッチは、ここ5シーズンでMVPに3度選ばれているオールラウンドなビッグマン。また、コービーはレイカーズ、ダンカンはスパーズでそれぞれ5度の優勝を飾ったレジェンド。

 続いてセカンドチームではポール、デュラント、アデトクンボが入った。レジェンドではヒート3度の優勝すべてに主軸として貢献したウェイド、レイカーズとヒートで計4度リーグ制覇を成し遂げた支配的ビッグマンのシャックが入った。

 また、サードチームでもクリッパーズで主軸を務める現役のハーデンとレナードが選出。さらに、2000年代中盤以降に全盛時を送ったナッシュとノビツキー、そして来月バスケットボール殿堂入り式典へ臨むハワードが名を連ねた。

 20日には、同メディアがNBAの専門家たちによる21世紀のベストプレーヤー25を公開。トップ5には1位から順にレブロン、カリー、ダンカン、ヨキッチ、シャックが入り、6位からはコービー、アデトクンボ、デュラント、ケビン・ガーネット(元ウルブズほか)、ノビツキーが選ばれてトップ10を形成。

 ダンカン、アデトクンボ、ノビツキーという超ハイレベルな競合がいたことで、“NBAオールクォーターセンチュリーチーム”に落選したものの、攻防兼備のビッグマン、ガーネットが上位に入った。

 フランチャイズ別の歴代ベスト5など、オフシーズンならではの企画がソーシャルメディアへ頻繁に公開されているのだが、今回の「NBAオールクォーターセンチュリーチーム」は、今年ならではの企画と言えるだろう。

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