テオスカー・ヘルナンデスの守備の拙さは弱点になりかねないが…(C)Getty Images ドジャースは現地時間8月19…

テオスカー・ヘルナンデスの守備の拙さは弱点になりかねないが…(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間8月19日、敵地でのロッキーズ戦に11-4と快勝し、カード対戦成績を1勝1敗とした。序盤から大量点を奪い、久々の二桁得点を記録。ドジャースらしい勝ち方で前日のサヨナラ負けの借りを返す結果に。だが試合開始時のメンバー発表では、スターティングメンバ―の顔触れや、デーブ・ロバーツ監督の起用法が物議を醸すこととなった。

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 前日のゲームでドジャースは9回裏、右翼のテオスカー・ヘルナンデスがフライを落球し、ピンチを広げた。その直後、ドジャースは決勝点を許しサヨナラ負け。試合終了直後より、ヘルナンデスの拙守が各メディアで取り上げられたことは言うまでもなく、土壇場での落球が最下位ロッキーズ相手に黒星を喫した原因との声も伝えられた。

 そして、翌19日のゲームでもヘルナンデスが前日と同様、右翼のポジションでスタメンに名を連ねた。先発オーダー発表から間もなく、米スポーツサイト『CLUTCHPOINTS』ではこの起用に対し、批判的な反応を示している。

 記事内では前日の試合後、ドジャースファンから、「『ベッツを右翼に戻せ』という声が一斉に上がった」と説いており、さらにデーブ・ロバーツ監督、ムーキー・ベッツ、アンドリュー・フリードマン編成本部長が話し合いの場を設けたとも報じられ、これにより、「ドジャースファンは(ベッツの右翼復帰へ)一気に期待が高まった」などと綴っている。

 その上で同メディアは、「ところが24時間も経たないうちに、その期待は打ち砕かれた。発表されたドジャースのラインナップは、ヘルナンデスがいつもの右翼、そしてベッツは依然として内野起用のまま」と強調。続けて、指揮官の胸中も伝えており、「ロバーツ監督はその理由と前夜の会談について記者から問われると、会談はポジション変更の話ではなく、ベッツのスイングについてだったと説明した」などと回想する。

 このロバーツ監督の判断に対し、「ドジャースファンは、ロバーツが突発的に思い切った采配をする監督ではないのはよく知られている。実際、マイケル・コンフォートを打率2割未満にもかかわらず何か月も毎試合スタメンで使い続けてきた」と皮肉とともに振り返っており、加えて、「とはいえ、もしヘルナンデスが守備でミスを続けるようなら、ドジャースは一体どこまで我慢できるのか、そして何試合を落とすことになるのか。ロバーツが決断を迫られる時はそう遠くないのかもしれない」などと今後を見通している。

 ドジャース打線がどれだけ強力であったとしても、守備の綻びは失点に繋がり、勝敗にも直結する。1試合の結果が大きな重みを持つここからの戦いの中で、ロバーツ監督の采配に変化は見られるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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