日本電気(NEC)は20日、運営するラグビー・リーグワン2部のNECグリーンロケッツ東葛について、2025~26年シー…

 日本電気(NEC)は20日、運営するラグビー・リーグワン2部のNECグリーンロケッツ東葛について、2025~26年シーズン終了後のリーグ退会を前提に、譲渡に向けた検討を始めたと発表した。チームを中長期的に発展させることが困難と判断したという。

 リーグワンによると、25~26年シーズン終了後の退会には今年12月までに申請が必要。そのため、この時期までに譲渡先が決まらない場合は、リーグから退会する見込みという。

 東葛は1985年に創部し、日本選手権3度優勝などの実績があった。リーグワンでは22年にも、3部に所属していた宗像サニックスブルースの譲渡先が決まらず、宗像はリーグを退会している。

 リーグワンの東海林一専務理事は「(退会の検討は)残念で、重く受け止めている。今後、ラグビーの価値を高めることと収益性を高めることが重要と認識している」と話した。