セ・リーグの首位打者争いが激化している。広島・小園 海斗が打率.292でトップに立っているが、次いで阪神・近本 光司が打…

セ・リーグの首位打者争いが激化している。広島・小園 海斗が打率.292でトップに立っているが、次いで阪神・近本 光司が打率.290と肉薄している。

 続いて、巨人・泉口 友汰が打率.283、阪神・中野 拓夢が打率.282、阪神・佐藤 輝明が打率.280と3位以降の選手にも首位打者の可能性がある状態だ。

 さらに、現在は規定打席に12打席足りず、ランキングに名前がないが、ヤクルト・内山 壮真が打率.280を記録。DeNA・宮﨑 敏郎も同じく21打席足りていないが、打率.277を残しており、シーズン終了までスタメン出場を継続すれば、首位打者争いに絡んでくるだろう。

 また、19日にサイクル安打を達成し、打率.296まで上げた巨人・丸 佳浩は現在252打席。残り34試合を1試合5.6打席ペースで規定打席に到達する見込みとやや難しい状況だが、規定打席不足分を凡打として計算しても打率トップに立てば、認定首位打者の可能性もある。

 このまま打率3割未満の首位打者が誕生すれば、史上初となる。本塁打と打点ではトップを独走する阪神・佐藤 輝明の三冠王の可能性など、様々な事象が絡み合う。セ・リーグの首位打者争いに注目が集まる。

※成績は8月19日終了時点