大谷は6試合ぶりにアーチをかけた(C)Getty Images ドジャース・大谷翔平は現地8月19日、敵地で行われたロッ…

大谷は6試合ぶりにアーチをかけた(C)Getty Images

 ドジャース・大谷翔平は現地8月19日、敵地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。6試合ぶりとなる44号を放った。

【動画】大谷、6試合ぶりの44号は超低空弾となった

 2回二死走者なしで迎えた第2打席。カウント1-1からの3球目、相手先発左腕、オースティン・ゴンバーの内角スライダーを捉えると、低い弾丸ライナーであっという間に右中間フェンスを越えていった。

 打球初速115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)、角度は19度と超低空弾にはNHK-BSで中継解説を務めた武田一浩氏も「すごい当たりでしたね。フェンスに当たるかと思った」とコメント。「ホームランが入るような角度じゃない」と驚きの言葉を続けた。
 
 ロッキーズの本拠地、クアーズフィールドは標高が高く、打球が飛びやすい”打者天国”としても知られる。

 その中で放った圧巻の一発には『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者も「オオタニはこのホームランをバットから115.9マイルで完全に打ち砕いた」と自身のXでレポートした。

 大谷はこれが6試合ぶりのアーチとなり、本塁打数ではカイル・シュワーバー(フィリーズ)と並び、再びリーグトップに立った。

 試合も11-4と大勝。前日のサヨナラ負けの悔しさを晴らすかのように打線も11得点の猛攻でロッキーズを退けた。大谷は次戦、現地20日のロッキーズ戦で先発登板に臨む予定。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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