8月16日にJ3リーグ第23節が行われ、栃木シティのFW田中パウロ淳一が披露した新作ゴールパフォーマンスが話題を集めた…

 8月16日にJ3リーグ第23節が行われ、栃木シティのFW田中パウロ淳一が披露した新作ゴールパフォーマンスが話題を集めた。

 敵地とうほう・みんなのスタジアムに乗り込んでの福島ユナイテッドFCとの一戦。田中パウロは4-3-3の右ウイングで開幕からリーグ戦23試合連続でスタメン出場し、出場停止の平岡将豪に代わってCFに入ったピーター・ウタカと3トップを組んだ。試合は前半23分にハイプレスからMF岡庭裕貴が先制するも、同35分にオウンゴールで同点に追いつかれる展開。そして迎えた後半9分だった。

 自陣左サイドから前線に蹴られたボールをウタカがスピードとパワーを活かしてマイボールにすると、センターサークル内からテクニカルなパスで右サイドへ。前を向いた状態でボールを受けた田中パウロは、そのままドリブルで前進すると、ボックス手前でカットインして鋭く左足を振り抜き、グラウンダーでニアサイドを破ってゴールネットを揺らした。

 そして“お待ちかね”のゴールパフォーマンスだ。今季開幕からゴールを量産して「西山ダディダディ」「エッホエッホ」などユニークなダンスを取り入れてバズってきた田中パウロは、3試合ぶりの今季8ゴール目を決めると、TikTokを通して話題となった「横揺れダンス」を披露。この様子に、DAZNで試合の実況の務めた松原稜典アナウンサーは「今日も盛り上げます!バズる田中パウロ!!!」と叫ぶことになった。

■「堂安の控えで日本代表いけるな」

 そして、この田中パウロの左足一閃ゴールからの激しい「横揺れダンス」のゴールパフォーマンスに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「パウロ横揺れwww」
「横揺れしてて草」
「こんな筋肉質な横揺れ初めて見た(笑)」
「ゴールパフォで体力無くなるて笑」
「堂安の控えで日本代表いけるな」

 今季のJ3リーグを大いに盛り上げている田中パウロ。ゴールパフォーマンスが話題となっているが、ゴールそのもののレベルも高いところがコアなサッカーファンからも受け入れられている要因だ。この日は最終的に2−2の同点となったが、同日に敗れたFC大阪に代わって再びJ2自動昇格圏内の2位に浮上した。ウタカとのコンビも相手にとっては脅威。残り「2」となった2ケタゴールへの期待も高まっている。

いま一番読まれている記事を読む