子どもたちの相撲体験教室が奈良県葛城市の市相撲館「けはや座」で開かれた。14日からの5日間の日程で四股やすり足といった…

 子どもたちの相撲体験教室が奈良県葛城市の市相撲館「けはや座」で開かれた。14日からの5日間の日程で四股やすり足といった基本動作から、ぶつかり稽古までを一通り体験。「千秋楽」の18日には、小中学生5人がゲーム形式の稽古などを楽しんだ。

 体験教室は「相撲発祥の地」と称する葛城市で30年近く続いている。今回、コーチを務めた関西学院大学相撲部の高橋龍真さんも、この教室で相撲と「出会った」という。

 5日間土俵に上がった市立磐城小4年の斎木康明さん(9)は、7月にあった市ワンパク相撲大会で体の大きな6年生に負けたのが悔しくて、教室に参加した。「相撲のやり方がわかった」といい、来年の大会に向けて意気込んでいた。(井上秀樹)