全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)で、ローイング(ボート)の男子かじ付き4人スカルで4連覇を達成した関西と自…
全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)で、ローイング(ボート)の男子かじ付き4人スカルで4連覇を達成した関西と自転車の男子チームスプリントで優勝した県立岡山工業の選手らが19日、岡山市役所を訪れ、大森雅夫市長に結果を報告した。
関西のボート部は、1人のかじ取り役と4人のこぎ手で1000メートルを競うレースに出場。春の全国大会決勝では、オールが折れるハプニングに見舞われ6位に終わったが、インターハイでは王者に輝いた。
3年尾崎龍也選手は「主将としてのプレッシャーはあったが、仲間の支えもあり、はねのけることができた。感謝と謙虚を忘れずにこれからも努力する」と力を込めた。
岡山工業の自転車競技部は、3人1組でトラックを3周するチームスプリントに出場。決勝戦で南大隅高校(鹿児島県)を約0・4秒差で下し、前回大会で準優勝だった雪辱を果たした。
チームを代表してあいさつをした3年脇野凌功選手は、「昨年の悔しい思いを忘れずに1年間頑張ってきた。今後の大会でも結果を残して、支えてくれている方々に恩返しをしたい」と語った。
報告を受けた大森市長は両チームの選手らに「きつい練習もあると思うが、次の勝利に向かって頑張って」とエールを送っていた。