(第107回全国高校野球選手権大会準々決勝 東洋大姫路1―2沖縄尚学) 東洋大姫路の桑原大礼選手(3年)が今大会チーム…
(第107回全国高校野球選手権大会準々決勝 東洋大姫路1―2沖縄尚学)
東洋大姫路の桑原大礼選手(3年)が今大会チーム初本塁打を放った。2点を追う三回に先頭打者として打席へ。2ボール1ストライクとボール先行のカウントで、「まっすぐ一点だけを張っていた」。読み通り、4球目の内角低めの直球を左翼席に運んだ。兵庫大会決勝でも本塁打を放ち、甲子園でも打力をみせた。「低反発バットになって本塁打が減る中で、甲子園で打った選手の一人になれてうれしいです」
捕手としても二回途中から登板した木下鷹大投手(3年)をリード。五回以降は相手に一人の走者も許さなかった。岡田龍生監督にも「ここまで勝ち上がれたのは木下と桑原のおかげ」とたたえられ、「頼りない捕手でしたけど、僕をめがけて投げてくれた投手に感謝です」と感無量の様子だった。(岡田健)