初の甲子園ベスト4に導いた山梨学院の194センチ右腕・菰田 陽生投手は投球だけではなく、打撃でも大きなインパクトを残して…
初の甲子園ベスト4に導いた山梨学院の194センチ右腕・菰田 陽生投手は投球だけではなく、打撃でも大きなインパクトを残している。
初戦の聖光学院戦では3打数0安打に終わったが、3回戦の岡山学芸館戦で、4打数3安打3打点。さらに準々決勝の京都国際戦でも4打数3安打3打点の大活躍となった。
今大会は11打数6安打6打点と打撃面の成績も素晴らしい。それまでの菰田は目線のブレが大きく、ミスショットが多い打撃になっていたのが課題だったが、今大会は目線のブレがなくなり、的確にボールを捉えられるようになり、打撃面でも大きな進化を見せている。
投手としては3回戦、準々決勝では最速150キロを計測し、15.2回を投げ、自責点2の好投。
京都国際戦ではボールが抜け気味で、振り抜かれる打球も多かったが、投球数は68球と、投球過多にならず、準決勝を迎える。中1日で、大会序盤のような角度のある直球でねじ伏せる投球が期待できるか。