久保の新天地移籍はあるのか(C)Getty Images 新シーズン開幕後もレアル・ソシエダの久保建英をめぐる移籍報道が…

久保の新天地移籍はあるのか(C)Getty Images
新シーズン開幕後もレアル・ソシエダの久保建英をめぐる移籍報道が過熱の一途を辿っている。これまでも移籍先として噂に上がっていた、プレミアリーグのトッテナムが今夏での獲得を目指していると、英専門サイト『Football FanCast』が報じている。
【動画】久保建英が開幕戦でゴラッソ!エリア外から左足で突き刺した鮮烈弾の映像
現地時間8月18日配信の記事では、トーマス・フランク監督が就任し新たな体制となったトッテナムが、新シーズンでの戦力として、久保とクリスタル・パレスのエベレチ・エゼが候補であると説明。
同メディアは、「もしスパーズがエゼとクボの両獲りに成功すれば、リーグでも屈指のダイナミックな攻撃的MFコンビを擁することになるだろう。両者は創造性・ドリブル・守備突破力に優れ、互いを補完し合う存在になり得る」などと期待を寄せる。
その上で久保については獲得を有力視しており、「クボ自身は移籍に前向きで、プレミアリーグを自身のキャリアの次なるステップと見なしている」と綴り、さらには、「ウェストハムやエバートンといったプレミアリーグの他クラブも関心を示しているが、スパーズは資金力とCL出場権を持つため、有利な立場にある」と主張している。
またスペイン国内では、久保のレアル・ソシエダ退団に関する話題も。現地ニュースサイト『El NACIONAL.CAT』は近日中に久保がチームから離れると伝えている。
「レアル・ソシエダからクボが今夏の移籍市場終了前に退団する可能性は依然として高い」
その様に見通している同メディアは、久保本人が退団をクラブ側に直訴し、「届いているオファーのいずれかを受け入れるよう求めている」と説いており、さらに、移籍に纏わる条件面についても触れ、「どのクラブも契約解除金として定められた6000万ユーロを支払う意思はないことから、クボはそれより低い額での退団を認めるよう訴えている」などと明かしている。
やはりトッテナムをはじめ、複数のプレミアリーグクラブが久保に関心を示しているとして、「退団はまだ完全に決まったわけではないが、近く決定してもおかしくなく、ドノスティアではすでに売却を想定した準備が進められている。時間を無駄にせず、代役の候補や得られる資金の使い道も定めているのだ」として、クラブ側も応じる構えだと見通している。
9月1日までの移籍期間が残り2週間を切った中、動向がこれまで以上に注目を集めている久保。ラ・リーガ開幕戦では初ゴールも決めるなどさっそくインパクトを残したが、シーズン序盤で新天地移籍を選択することになるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】大谷翔平は「韓国でも愛される」 英雄ソン・フンミンとの“比較論”を韓国紙が展開「ふたりは人間性も優れている」
【関連記事】「最悪の決断だ」“消された”幻のループ弾を巡って波紋! 日本代表FWに対する判定を英解説が糾弾「すべてを台無しにした」