藤川監督の左翼をめぐっての起用も注目を集める(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 優勝マジッ…

藤川監督の左翼をめぐっての起用も注目を集める(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
優勝マジック「22」と順調にいけば、9月上旬にもゴールテープが見えてきた阪神では、左翼の「チャレンジ枠」をめぐっての争いにも注目が高まっている。
まず開幕を「6番・左翼」で先発したのは前川右京だった。しかし5月に不振に陥ると登録抹消を繰り返すなど、波に乗れず。
【動画】見よ、この豪快アーチ!中川は5番に抜擢された試合でプロ初アーチを記録した
かわってチャンスをつかみかけているのは、2020年ドラフト7位入団、たくみなバットコントロールが光る高寺望夢にもある。
8月17日の巨人戦(東京ドーム)に「6番・左翼」で先発した高寺は両軍無得点で迎えた4回、赤星優志のフォークを捉えて、右前への先制適時打をマーク。打った直後の喜びのガッツポーズも話題を呼んだ。
これがプロ初の決勝打。すでにファンの間では「神ドラフト」で定着している20年ドラフト組の中でも、ひそかに「安打製造機」として、注目されていた逸材が、ここにきて勢いを示し始めた。
高寺はここまで40試合に出場、打率.263、2本塁打、4打点の成績を残す。
また週末の同カード、巨人との3連戦では高寺と同じくガッツあふれる若虎も注目された。
8月16日の巨人戦に「7番・左翼」で先発した高卒4年目捕手の中川勇斗は2回に左前打とすると4回にも相手2番手菊地大稀のストレートを捉え、フルスイングから強烈な二塁打をマーク。9回の第4打席でも右前打とベンチの起用に応え、プロ初の猛打賞をマークした。
8月7日の中日戦でもプロ初の5番に座り、広いバンテリンドームで左翼席に完ぺきなアーチをかけたことも話題を集めた。
元からパンチ力ある打撃で知られていたが、今後「打てる捕手」として、藤川球児監督がどのように導いていくのかも注目されている。
そして、前川も意地を示したいところ。昨季はプロ初の1軍完走、打率.269、4本塁打、42打点と左の長距離砲の片りんを見せただけに、し烈な左翼争いを生かして成長曲線をどのように描いていくか。
いずれの選手も20台前半と伸びしろもたっぷり。それぞれに違う魅力を持つため、今後も切磋琢磨して高め合う姿に注目が集まっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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