◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント◇軽井沢72G北コース(長野)◇6625yd(パー72)ミズノのミズノプ…
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント◇軽井沢72G北コース(長野)◇6625yd(パー72)
ミズノのミズノプロ「M-13」と「M-15」両アイアンを男女ツアー会場で発見した。ミズノプロ「243」と「245」の後継だ。先日マッスルバックの新モデル「S-1」がツアーでお披露目されたばかり(そちらは「241」の後継)で、またのアイアンの登場となる。「S」はシグニチャー(Signature)の頭文字だった。となると「M」は?「Mizuno」の「M」?いやいや、「Modern」の「M」とのこと。
「M-13」は、キャビティバックながら見た目はだいぶシャープ。いかにもプロが好みそうな顔つきをしている。バックフェースの真ん中に溝があり、カットマッスル「S-1」のバックフェースとなんとなく雰囲気が似ている。また、ソールは「S-3」と同じ三面ソール。最近の流行りと言ってもいい、リーディングエッジとトレーリングエッジが落ちたデザインで、いかにも抜けが良さそうだ。
もう一方の「M-15」は「245」の後継とあり、見た目はマッスルバックのような精悍な顔つきをしているが、中空構造で機能満載のモデル。こちらも「S-1」のような切れ込みがバックフェースの真ん中に入る。
「243」と「245」ユーザーは女子ツアーに多く、寺岡沙弥香、稲垣那奈子、大里桃子、三ヶ島かならが「243」、高橋彩華が「245」を使用している。すでに契約選手を中心にテストが始まっていて、最終的な使用に向けて調整している段階だ。
「M-13」を打って反応が良かったのは、プロテストトップ合格のルーキー寺岡。「打感が良くて、抜けもいい。すぐに使いたいです」と、同アイアンが試合解禁となる「CAT Ladies」(8月22日開幕)からの投入を予定している。また稲垣も「M-13」と「M-15」の両方を試し、最終的に「M-15」をチョイス。初優勝時は「245」で現在は「243」に戻しているが、新アイアンは中空モデルが良かったようだ。彼女も今週からの投入を検討中。
男子プロは「S-3」ユーザーが多く、Mシリーズを試す選手は少ないが、「243」を使用している時松源蔵が「M-13」をテスト。「よりシャープになって、打ちやすさが増しました。ボールも上がりやすいので、すぐにでも替えたい」と、試合解禁(今週の「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」)を心待ちにしていた。
今後の選手の試打反応など、製品のさらなる情報が入り次第また報告したい。(長野県軽井沢町/服部謙二郎)