全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は17日、柔道が岡山県で行われ、新たに競泳と飛び込みが広島県で、水球が山口…

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は17日、柔道が岡山県で行われ、新たに競泳と飛び込みが広島県で、水球が山口県で始まった。

 柔道女子70キロ級で高橋南乃選手(大牟田3年)が、危なげなく連覇を成し遂げた。個人戦は男女合わせて14階級実施される中、唯一の2年連続金メダリストになった。「高校柔道で一番の位置付けだったのでうれしい」と満足感に浸った。

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 盤石の戦いに見えたが、不安があったという。前日の団体戦3回戦では、危険行為があったとして反則負け。続く準々決勝に出られなかったことも少なからず影響し、チームは敗退した。申し訳ない気持ちや反省など様々な思いがあった中で、勝ち切れたことは「自信につながった」と話した。

 今後は国際大会やシニアの試合に出場を予定する。「これからも結果を残していく」。総体連覇を誇りにして、戦っていく覚悟だ。