現地8月16日、オランダ1部エールディビジ第2節が行われ、フェイエノールトは敵地でエクセルシオールに2-1の逆転勝ち。…

 現地8月16日、オランダ1部エールディビジ第2節が行われ、フェイエノールトは敵地でエクセルシオールに2-1の逆転勝ち。サッカー日本代表FW上田綺世が決めた同点のダイビングヘッド弾に称賛と激励の声が寄せられた。

 リーグ開幕戦でゴールを決めて勝利に貢献した上田だったが、フェネルバフチェとの欧州チャンピオンズリーグ予選では不発に終わり、チームは本戦進出を逃した。それゆえに、上田には厳しい目が向けられ、現地の一部メディアで新たなストライカーの獲得と上田のロシアリーグのスパルタク・モスクワへのトレード移籍も報じられた。

 その中で迎えた敵地での一戦。上田は4-2-3-1の1トップに入り、左センターバックの日本代表DF渡辺剛とともにスタメンのピッチに立つ。そして前半9分に失点する展開で迎えた同22分だった。

 左サイドからボックス内に侵入したMFクインテン・ティンバーが鋭い右足シュートを放つと、相手GKが横っ跳びの好セーブ。だが、弾いて浮いたボールに対して、中央にいた上田が足を止めることなく素早く反応。頭から突っ込んでダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。

■「こういうゴール好きやな 執念」

 上田の批判と雑音を吹き消す、このダイビングヘッド弾に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「上田綺世ダイビングヘッドでゴール!まるでファンペルシーの様な突撃ヘッドでしたね」
「こういうゴール好きやな 執念」
「ファンペルシーが憑依した?」
「結局上田綺世が点を取る」
「批判意見多いけど全部吹っ飛ばして欲しい。」

 この上田のゴールから12分後の前半34分にはMFセム・スタインが逆転のゴールを決めて、フェイエノールトは2-1で開幕2連勝を飾った。上田は渡辺とともに2試合連続でフル出場。ゴールを決めれば評価は上がる。2014年のブラジルW杯でのダイビングヘッド弾が伝説となった元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシー監督のもと、上田の「覚醒=ゴール量産」を多くのファンが求めている。

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