<第107回全国高校野球選手権大会:県岐阜商3-1明豊>◇17日◇3回戦◇甲子園 明豊は2017年以来、8年ぶりとなるベ…
<第107回全国高校野球選手権大会:県岐阜商3-1明豊>◇17日◇3回戦◇甲子園
明豊は2017年以来、8年ぶりとなるベスト8進出を狙ったが、県岐阜商の前に屈した。
1、2回戦で2桁安打を記録した打線は走者を出しながらも、1得点に抑えられた。6回には1死満塁のチャンスを作ったが、2死からマウンドに上がった柴田 蒼亮投手(3年)に三振で打ち取られ、反撃に転じることが出来なかった。明豊の川崎 絢平監督も「うちの1番も誇りですが、あの場面で出てきて三振を取れるのは、相手のエースもいいものを持っていたと思う」と振り返った。
援護には恵まれなかったが、エース左腕の寺本 悠真投手(3年)も最後までマウンドに立ち続けた。「寺本には練習試合から強い相手にしか投げさせなかった。強い相手、苦しい場面、大事な試合。常に無言のプレッシャーをかけてきた」。その期待の応えようと腕を振ったが、序盤の3失点が響き、ベスト8にあと一歩及ばなかった。指揮官は「負担をかけてきたけど、成長にも繋がっていると思う。上のステージでも長く野球を続けて欲しい」と左腕にエールを送っていた。