8月13日の中日戦は5回3失点で降板した巨人・田中将大(C)産経新聞社 元中日監督の落合博満氏が8月17日、元DeNA監…

8月13日の中日戦は5回3失点で降板した巨人・田中将大(C)産経新聞社

 元中日監督の落合博満氏が8月17日、元DeNA監督の中畑清氏とともに、TBS系『サンデーモーニング』(日曜・午前8時)に生出演した。

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 スポーツコーナーでは、巨人について、前日16日の「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」での2安打完封負け、主砲・岡本和真の復帰を紹介。あわせて、田中将大の日米通算200勝への挑戦も取り上げられた。

 田中は8月13日の中日戦(東京ドーム)に中5日で先発。初回に丸佳浩の先頭打者本塁打などで3点の援護点をもらったが、5回に二塁手・門脇の失策も重なり、一気に追いつかれて降板。自責点は0だったが、5回3失点で、4月3日以来となる今季2勝目を逃し、日米通算199勝目は再び持ち越しとなった。

 200勝への道のりは、足踏みが続くが、7日のヤクルト戦(同)の6回途中2失点(自責1)を含め、1軍昇格後は2試合連続の好投。落合氏は「ファームで調整している時間長かったでしょ?だから、このぐらいは投げて当たり前なんだっていうようなところをやっと見せてくれた」と指摘。安定感が出てきており、「これで(先発)ローテーションに入ってくるんじゃないですか?シーズン終わるまで、そのままローテーション入れて投げさせれば200は勝ちますよ」と断言した。

 これには、中畑氏も賛同。「ボールが戻ってきている。間違いなく勝利に直結します。(前回登板は)MAX148キロまで来てるんですよ。これくらいのストレートを放れれば、マー君の力が発揮できると思います」とうなずいていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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