<第107回全国高校野球選手権大会:関東第一4-1創成館>◇16日◇3回戦◇甲子園 関東第一(東東京)が、接戦を制して夏…

<第107回全国高校野球選手権大会:関東第一4-1創成館>◇16日◇3回戦◇甲子園

 関東第一(東東京)が、接戦を制して夏20勝。2年連続、出場3大会連続のベスト8入りを決めた。

 3回に満塁のチャンスから、この日3番センターでスタメン出場した坂本 慎太郎投手(3年)が2点適時右前打を放った。創成館の右腕エース・森下 翔太投手(3年)からワンチャンスをものにして2点を先制。9回にはスクイズなどでダメ押しの2点を追加した。

 投げては、先発の背番号10の石田 暖瀬投手(3年)が初先発ながら、5回まで1失点の好投。6回からはエース坂本がマウンドに上がり、最後まで守り切って石田の好投に応えた。

 坂本は「石田がいい投球をしていたので、なんとか応えたかった」と適時打を振り返り、「最後までゼロに抑えたかった」と勝利を喜んだ。6回登板直後のバント処理での併殺プレーには「練習の成果が出ました」と笑みをこぼした。

 「打席に立つ時は、投手のことは考えず、ヒットを打つことだけに集中している。ピッチャーは点を取られても自分が打って取り返せると思いながら投げている。投手としては打たせて取ることを意識しています」

 投打に活躍した坂本は、そう言って胸を張った。

 米沢監督は「選手が頑張ってくれた。改めて感謝したい」とナインをたたえ、先発で好投した石田に対しても「こんないい投球をしてくれるとは、想像していなかった。良く投げてくれた」と賛辞の言葉を連ねた。

 これで10年ぶりに東西東京勢が8強入り。準々決勝ではその日大三(西東京)と対決することが決まった。東西の東京勢が夏甲子園で対戦するのは2010年の、3回戦・関東第一-早稲田実以来、15年ぶり4度目。その時は関東第一が10対6で勝利した。米沢監督は「相手は東京のトップを走っているチーム。うちはチャレンジャーとして正々堂々と戦いたい」と口もとを引き締めていた。