第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は17日、第12日を迎え、3回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃う。第2…

第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は17日、第12日を迎え、3回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃う。第2試合では、プロ注目左腕とセンバツV打線の対決に注目だ。

【大会第12日第2試合(10時30分)】
横浜(神奈川)-津田学園(三重)

 横浜は2008年以来、17年ぶりのベスト8をかけ、津田学園は春夏通じて初のベスト8入りをかけて試合に挑む。

 津田学園が誇る、プロ注目左腕・桑山 晄太朗投手(3年)が横浜打線をどこまで抑えることができるか。初戦では延長12回を投げ切り、4失点(自責3)完投勝利を収めた。2回戦は不戦勝となったことで、初戦の疲れは完全に取れることになるだろうが、7日から中9日という試合間隔がどう影響するか。2回戦の横浜のスタメンには、1番から7番まで左打者が並んだ。左打者への対応がひとつのカギを握りそうだ。

 横浜にとっては、夏40勝のかかる試合。松坂を擁した1998年以来、27年ぶりの春夏連覇へ。勢いをつける勝利を挙げることができるか。