<第107回全国高校野球選手権大会:山梨学院14-0岡山学芸館>◇16日◇3回戦◇甲子園 岡山学芸館が山梨学院に敗れ、2…

<第107回全国高校野球選手権大会:山梨学院14-0岡山学芸館>◇16日◇3回戦◇甲子園

 岡山学芸館が山梨学院に敗れ、2年連続の3回戦敗退となった。

 山梨学院打線の勢いを止めることができなかった。初回に先制されると、4回には菰田 陽生選手(2年)の犠飛を許し、2点差に広げられた。

 5回からは先発の吉井 翔悟投手(3年)に変わって田路 惣一朗投手(2年)がマウンドへ。佐藤 貴博監督が「2点取られたら変えると決めていた」と想定通りの継投策に出たが、5安打を浴びて6点を失った。「悪くても3対0で5回を折り返し、6回からエースの青中(陽希)と考えていたが、それができなかった」と大量失点で山梨学院に主導権を握られた。

 その後も8回にも5点を奪われ、投手陣が9回17安打14失点と苦しんだ。佐藤監督は「四球が痛かった。それが大量失点に絡んでいた」と話し、「14点取られたことは結果論。自分たちがやろうとしていたことが出来なかった」と振り返った。