夏の甲子園は15日をもって2回戦がすべて終了。ベスト16が出揃って、16日からはベスト8を目指す3回戦が始まる。 勝ち残…

夏の甲子園は15日をもって2回戦がすべて終了。ベスト16が出揃って、16日からはベスト8を目指す3回戦が始まる。

 勝ち残った16校を地域別で見てみると、最多は2地区。まずは関東勢。春夏連覇を狙う横浜、昨夏準優勝の関東第一といった4校がベスト16に名を連ねた。

 そしてもう1つが九州・沖縄勢だ。センバツでベスト8進出を果たした西日本短大付が、夏の甲子園でも強さを発揮。また注目度が増している2年生エース・末吉 良丞を擁する沖縄尚学。また開幕戦で勝利した創成館に、大分の強豪・明豊と4校が勝ち残った。

 今大会勢いづいている九州・沖縄勢だが、仮に勝ち残った4校のなかで優勝校が出てくれば、夏の甲子園では2010年以来。島袋 洋奨を擁して春夏連覇を達成した時以来、15年ぶりとなる。

 興南の優勝以降を見ていくと、2022年の仙台育英を除いて、関東勢もしくは近畿勢が優勝している状況だ。その流れを断ち切るチームが九州・沖縄勢から現れるか。3回戦以降の戦いも注目だ。