ドジャースのフリードマン球団本部長(C)Getty Images ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』…

ドジャースのフリードマン球団本部長(C)Getty Images
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は現地時間8月14日、アンドリュー・フリードマン編成本部長が今季のトレード期限で、目立った補強を行わなかったことについてのコメントを伝えた。
ドジャースは同7月4日時点で、ナ・リーグ西地区において2位以下に9ゲーム差をつけて首位を独走。以降に12勝21敗と失速し、パドレスに抜かれて2位に転落した。
その同地区ライバルは、トレード期限前に救援陣を中心とした大型補強を敢行。対照的に、ドジャースが加えた即戦力は投手のブロック・スチュワートと、外野手のアレックス・コールのみだった。スチュワートは移籍直後に故障者リスト入りし、コールも打率.150と結果を残せていない。
『Dodgers Nation』では、目立った補強を行わなかったことを後悔しているのかと問われたフリードマン氏の「そういうふうには考えません」という談話を紹介。「我々が有意義だと思った取引には全力で動きました。成立の可能性があったのに『ノー』と言って、今になって悔いているということはありません」と強調している。
さらには「8月12日時点のスナップショットで判断するのは一つの見方。もし10月に進めば、その時のロースターは非常に強力になると信じています。それが我々の賭けであり、選択です」と自信を示すコメントを伝えている。
同メディアは、ドジャースが救援陣を最大の弱点と認識していたことを指摘。しかし、今年のリリーフ市場は例年になく価格が高騰しており、有力救援投手の獲得には、球団トップクラスの有望株の放出が不可避だったと報じた。
フリードマン氏は負傷離脱中の主力の戦列復帰に期待しており、「その選択の答えは、ポストシーズンで明らかになる」と締めくくっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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