(15日、第107回全国高校野球選手権大会2回戦 東洋大姫路8―4花巻東) 花巻東は、会心の当たりが八回に出た。1死一、…
(15日、第107回全国高校野球選手権大会2回戦 東洋大姫路8―4花巻東)
花巻東は、会心の当たりが八回に出た。1死一、二塁から赤間史弥が初球の直球を捉えると、打球は右中間を割った。2人がかえる三塁打になり、ベンチに向かって右拳を突き上げた。
赤間はそれまで3打席で凡退。第3打席は2死一、二塁で、「自分で流れを変えようとしたら、重圧になった」と見逃し三振に倒れた。思い切りがなかったという自己分析が、八回の適時打につながった。
5番の赤間は、4番の古城大翔とともに2年生で主軸を担った。「自分は来年もあるので反省を生かしたい」。責任感からくる力みと、積極性のバランスをどう取るか。課題がはっきり見えた。