【MLB】エンゼルス 6—5 ドジャース(8月13日・日本時間14日/アナハイム)【映像】広い背中を小さく丸める大谷の一…

【MLB】エンゼルス 6—5 ドジャース(8月13日・日本時間14日/アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手」で先発登板したエンゼルス戦で9回、相手野手の渾身プレーに驚きのリアクションを見せた。“ひええ…”と言わんばかりに思わず大きな身体をすくめた場面は、緊張感漂う終盤戦の中でファンの笑いを誘った。
1点を追う展開で迎えた最終回。2死走者なしの場面で打席にはスミスが入り、エンゼルスの守護神ジャンセンと対峙。カウント1-0からの2球目、93.7マイル(約150.8キロ)のカットボールを捉えた打球は、ドジャースベンチ方向への大きなファールとなった。

これを猛追したのが、エンゼルスのファースト、シャヌエルだ。全速力で駆け寄り、柵を越える勢いで飛び込もうとするシャヌエルの姿に、大谷はとっさに肩をすくめて身を丸める仕草。
気迫溢れるシャヌエルのプレーに中継の視聴者からも「守備の意識がドジャースと違う」「おシャヌ大丈夫か」「おしい」「ナイスガッツ」など、驚きや称賛の声が送られたほか、「大谷さんw」「わろた」と、大谷のリアクションに注目も集まっていた。
8回に逆転タイムリーを許し追いかける展開となっていたドジャースにとって、この9回は反撃のラストチャンスだっただけに、両軍ベンチも固唾をのんで見守っていたが、大谷と古巣野手の間に生まれたこの一幕は、張り詰めた空気を一瞬だけ和らげる“ほほえましい瞬間”となった。
試合はそのままエンゼルスが逃げ切り、ドジャースは1点差で惜敗。それでも、大谷が見せた予想外の可愛らしいリアクションは、熱戦の余韻とともにファンの心に残るワンシーンとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)